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天気

台風7号8号のたまご2023最新情報!米軍JTWC・ヨーロッパ・気象庁の進路予想

こんにちは。キャサリンです☆

2023年の梅雨も明けはじめ、いよいよ夏到来!!

今年は台風の発生数が少ないように感じますが、例年7月~10月に多くの台風が発生しているので、油断は禁物です。

7月は平均で3.7個、8月は平均で5.7個の台風が発生しています。

※2023年8月8日午前9時頃、南鳥島近海で台風7号「ラン」が発生し、8月17日15時頃、北海道の西の海上で温帯低気圧に変わり消滅しました。
※2023年8月12日午前9時頃、台風8号「ドーラ」が発生し、8月15日15時頃、熱帯低気圧に変わり消滅しました。

台風11号12号についてはこちらの記事もご覧ください。(8月28日に台風11号が発生しました)
台風11号12号2023のたまご?米軍JTWC・ヨーロッパ最新情報と進路予想!気象庁との比較も

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2023年台風7号8号のたまご・気象庁の最新情報と進路予想

まずは日本の気象庁が出している台風情報を確認してみます。

8月8日午前9時頃、南鳥島近海で台風7号「ラン」が発生しました。

2023年8月17日15時頃、台風7号は、北海道の西の海上で温帯低気圧に変わり消滅しました。

この台風は15日に和歌山県に上陸し、兵庫県を通り、日本海に抜けて北海道の方まで進みました。

鳥取県で78世帯が孤立状態になる等の被害をもたらしました。

また、8月12日午前9時頃、台風8号「ドーラ」が発生しました。

台風8号「ドーラ」は西経域で発生していた「ハリケーン」でしたが、日付変更線を超えて「台風」と呼ばれるようになりました。

このように隣の海域から越境して台風となったものは、2018年の台風17号以来5年ぶりのことです。

8月15日15時頃、熱帯低気圧に変わり消滅しました。

ここで、宇宙から雲などの観測を行っている、気象衛星ひまわりから見た雲の様子を見てみましょう。

8月15日4時30分現在の雲の様子です。

四国~近畿地方付近に見える渦巻いた雲が、台風7号「ラン」です。

一時よりかなり薄くなってきました。

また、更に東の海上にあるまとまった雲が台風8号「ドーラ」と見られます。

気象庁発表の天気図も見てみましょう。

8月14日21時発表の天気図では、近畿地方付近に発生している台風7号「ラン」は、等圧線の間隔が狭くなっています。

少し勢力が弱まっていることが分かります。975hPaで時速10kmで北西に進んでいます。

北海道付近にある停滞前線の影響で、北日本も不安定な天気となっているかもしれません。

次に、各地の警報・注意報情報も見てみます。

8月15日4時36分発表の警報・注意報では、岩手県・群馬県・東京都・三重県・奈良県に土砂災害特別警報が、兵庫県・和歌山県に高潮特別警報、その他の地域に大雨・洪水・暴風・波浪警報が出ています。更に広い範囲で注意報も出ています。

特別警報は紫色警報は赤色注意報は黄色で示されています。

お住まいの地域の情報を確認してみてください。

2023年台風7号8号のたまご・米軍JTWCの最新情報と進路予想

次に見てみるのは、アメリカ海軍のJTWCJOINT TYPHOON WARNING CENTER/合同台風警報センター)による台風情報です。

こちらは台風のたまごになる前の段階から追っていくことができるので、台風の通り道となりやすい沖縄の方々もよくチェックしていると言われています。

2023年8月15日午前3時発表の台風情報では、本州付近に「TY 07W"LAN"」という赤色の→があります。

これは台風7号「ラン」となっています。勢力を保ち、「強い台風」の区分となっています。

台風7号「ラン」は発達して暴風域を伴いながら15日9時までに近畿地方に上陸し、日本海側に抜けそうです。

また、西の海域とのボーダーライン近辺に「TS 05E "DORA"」という赤色の→があります。

こちらが台風8号「ドーラ」となっています。越境してハリケーンから台風となった珍しい台風です。

ミッドウェー諸島近海を北西に進む見込みです。暴風域もなくなり、大きくはならなそうです。

引き続き注意して見ていきましょう。

2023年台風7号8号のたまご・ヨーロッパECMWFの最新情報と進路予想

次に、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)のデータを見ていきましょう。

ECMWFは、European Centre for Medium-Range Weather Forecasts の略で、イギリスのレディングにある国際組織です。

ここでは、台風が発生している、日本付近(東アジア)のデータを見てみます。

2023年8月14日21時現在、近畿地方付近にある強い低気圧(L)台風7号「ラン」です。

中心付近の緑色が濃いので、かなり強い風が吹いていることが分かります。

ただ、前日よりは緑色が薄くなっているので、多少勢力が弱まっていることが分かります。

8月15日15時の予想図では、台風7は近畿・中国地方に上陸しており、中心付近の暴風は少し弱まっています。

上陸前よりも緑色が薄くなっているので、風の強さも弱まっていることが分かります。

2023年台風7号8号のたまご・ヨーロッパWindy.comの最新情報と進路予想

次に、ヨーロッパ(チェコ)の企業が提供しているリアルタイム気象情報、 Windy.com を見てみましょう。

Windy.comでは、雲の動きや風の動き、波の状態やエアロゾルなど、幅広い種類のデータを見ることができます。

ここでは、台風に関係する風の動きと気圧の状態、雨や雷の状態、そして海水温を見ていきます。

こちらは風の動きと気圧の状態を表しています。

2023年8月15日5時現在、近畿地方付近にある強い低気圧(L)が、台風7号「ラン」です。

台風7号はゆっくりと北上していき、15日には近畿地方に上陸、日本海に抜ける見込みです。

次に雨と雷の様子です。

8月15日5時現在、台風7号の影響で、四国から関東地方にかけて強い雨が降っています。

台風7号の影響は16日にかけて中国・四国方以北の広い範囲で強い雨を降らせそうです。

台風7号が過ぎた後も、17日には別の低気圧(L)により広い範囲で雷を伴う雨が降りそうです。

こちらは台風の発生と関係があると言われている、海水温を表すものです。

本州の方まで、海水温が高いオレンジ色の部分が上がってきています。

台風が発生しやすい状態であると言えます。

2023年台風7号8号の各国の進路予想は?

7つの国と地域による台風の進路予想が、Integrated Multi-Agency Tropical Cyclone Forecast というサイトで確認できます。

台風7号「ラン」の各国進路予想はほぼ同じで、15日に近畿地方に上陸、日本海に抜ける進路が予想されています。

台風8号「ドーラ」に関しては、こちらの区域に入っていないので表示されませんでした。

2023年台風7号8号についてリアルタイムな話題は?

台風7号「ラン」、台風8号「ドーラ」について、ネット上の皆さんが発信しているかを見てみましょう。

台風7号については こちら

台風8号については こちら

2023年台風7号「ラン」・台風8号「ドーラ」の名前の由来は?

台風の名前は、環太平洋の国や地域が140個の名前を出し合ってリスト化されており、台風発生から順番につけられていくようになっています。

台風7号「ラン Lan」は米国によって名付けられた名前で、マーシャル語で「嵐」を意味する言葉に由来しています。

台風8号「ドーラ Dora」は、ハリケーンとして発生した時の名前(国際名)をそのまま引き継ぎ、台風名となっています。

2023年台風7号8号のたまご最新情報と進路予想まとめ

ここまで気象庁と米軍JTWC、ヨーロッパの台風情報、気象情報を見てきましたが、2023年8月8日台風7号「ラン」が発生しました。

8月15日には近畿地方に上陸して日本海に抜けました。8月17日15時頃、北海道の西の海上で温帯低気圧に変わり消滅しました。

また、8月12日9時頃、ミッドウェー諸島近海で台風8号「ドーラ」が発生しました。

西経域で発生したハリケーン「ドーラ」が越境して台風となっています。

台風8号は、8月15日15時頃、熱帯低気圧に変わり消滅しました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました☆

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