こんにちは。キャサリンです☆
8月に入って立て続けに台風がやってきましたね。
特に台風7号は進むのも遅く、西日本に上陸して多くの地域に影響を与えました。
まだまだ台風の季節は続きます。
台風9号は、2023年8月24日フィリピン付近で発生しました。気象庁・アメリカ海軍・ヨーロッパの台風情報と予想進路を見てみましょう。
また、8月25日に発生した台風10号についてはこちらの記事をご覧ください。
台風10号2023のたまご発生最新情報！気象庁・米海軍JTWC・ヨーロッパの進路予想は？
台風11号12号についてはこちらの記事もご覧ください。（8月28日に台風11号が発生しました）
台風11号12号2023のたまご？米軍JTWC・ヨーロッパ最新情報と進路予想！気象庁との比較も
目次
2023年台風9号のたまご・気象庁の最新情報と進路予想
まずは日本の気象庁が出している台風情報を見ていきましょう。
2023年8月24日15時頃、フィリピン付近の海上で台風9号「サオラー」が発生しました。
8月30日9時現在、フィリピンの北の海上に位置しており、中心付近の最大風速55m/sの「猛烈な台風」となっています。
気象庁の予想進路によると、今後は北西に向かい、フィリピンと台湾の間の海上を進む見込みです。
引き続き注意して見ていきましょう。
また、8月25日午前3時頃、マリアナ諸島付近に発生した台風10号「ダムレイ」は、29日15時ごろ温帯低気圧に変わり消滅しました。
更に、8月28日午前9時頃、マリアナ諸島付近で台風11号「ハイクイ」が発生しました。
こちらの予想進路では、沖縄を直撃する可能性があります。
そしてもう1つ、台風12号のたまご「熱帯低気圧b」が発生しました。
31日には台風12号となる見込みです。
こちらは台風11号よりも東寄りで、四国・九州の方に向かう可能性があります。
台風への備えをしつつ、進路を見守りましょう。
気象衛星ひまわりから見た雲の様子はこちらです。
2023年8月30日11時30分現在、フィリピン付近の海上にある雲のまとまりが台風9号「サオラー」です。
台風9号の東の海上にある雲のまとまりが、台風11号「ハイクイ」となっています。
台風11号の更に東の海上にある雲のまとまりが、台風12号のたまご「熱帯低気圧b」です。
気象庁発表の天気図はこちらです。
2023年8月30日9時現在、フィリピン付近に発生している台風9号は、時速15kmで西に向かっています。
その東の海上に台風11号があり、ゆっくり北西に進んでいます。
更に東の海上にある熱帯低気圧は、時速10kmで西に進んでいます。
また、日本各地に出ている警報・注意報はこちらです。
2023年8月30日11時31分現在、全国的に、大雨、洪水、雷、濃霧などの注意報が出ています。
紫色は特別警報、赤色が警報、黄色が注意報の出ている地域を表します。
ご自身の地域を確認してください。
2023年台風9号のたまご・米軍JTWCの最新情報と進路予想
次に、正確性に評判があるアメリカ海軍のJTWC（JOINT TYPHOON WARNING CENTER/合同台風警報センター）による台風情報を見てみます。
2023年8月30日午前3時現在、フィリピン付近に「STY 09W "SAOLA"」という赤い→と、その東の海上に「TS 10W "HAIKUI"」という赤い→が発生しています。
「STY」は「スーパー台風」、「TY」は「強い台風」を、「TS」は台風を表し、台風9号「サオラー」および台風11号「ハイクイ」の発生を示しています。
「STY 09W "SAOLA"」の予想進路が出ているので見てみます。
フィリピン周辺で停滞し、暴風域も発生しています。前回よりも西よりの進路となっており、台湾の南を通りそうです。
また、「TS 10W "HAIKUI"」の進路予想も見てみます。
こちらは台風9号よりも東の進路が予想され、沖縄にかなり接近する見込みです。
また、2つの台風の東にある「94W」という赤色の円ですが、こちらは「24時間以内に熱帯低気圧になる可能性がある」部分となります。
気象庁では台風12号のたまごとされています。
引き続き注意して見ていきましょう。
米軍JTWC台風進路予想図の見方・時差は何時間？STY/TY/TC/TS/TD/RMNTS記号の意味とは
2023年台風9号のたまご・ヨーロッパECMWFの最新情報と進路予想
次に、ヨーロッパ中期予報センター（ECMWF）European Centre for Medium-Range Weather Forecastsのデータを見ていきましょう。
こちらは台風が発生している東南アジアの様子ですが、2023年8月29日21時現在、フィリピン付近に発生している台風9号「サオラー」と、その東の海上に台風11号「ハイクイ」が見られます。11号はまだあまり強くありませんね。
また、8月31日0時の予想図ですが、台風9号、11号の更に東に台風12号となるであろう部分が見られます。
緑色が濃いほど風が強いことを表しますので、台風9号の勢力が非常に強いことが分かります。
引き続き注目していきます。
2023年台風9号のたまご・ヨーロッパWindy.comの最新情報と進路予想
次に、ヨーロッパ（チェコ）の企業が提供しているリアルタイム気象情報、 Windy.com を見てみます。
こちらは風の向き・強さと等圧線を表した図です。
2023年8月30日14時現在、本州の太平洋側には強い低気圧（L）が見られ、これが台風10号「ダムレイ」だった低気圧（L）です。
フィリピン付近の海上に台風9号「サオラー」が、その東の海上に台風11号「ハイクイ」が発生しています。
そして、2つの台風の東に発達する低気圧（L）が台風12号のたまごとなっています。
次に、雨と雷の様子を表した図を見てみます。
2023年8月30日14時現在、九州、四国、中国地方で雷を伴う雨が降っています。
31日ごろから、台風11号の影響が沖縄に出てきそうです。
十分な備えをしておきましょう。
2023年台風9号「サオラー」各国進路情報は？
次に、7つの国と地域による台風情報を見てみましょう。
Integrated Multi-Agency Tropical Cyclone Forecast というサイトにまとめられています。
2023年8月30日現在の台風9号「サオラー」の進路予想です。
フィリピンと台湾の間を西方向へ進みそうです。
また、台風11号「ハイクイ」の進路予想はこちらです。
2023年台風9号「サオラー」についてリアルタイムな話題は？
台風9号「サオラー」について、ネット上の皆さんが発信しているかを見てみましょう。
台風9号については こちら
⚪️号数間違えてたわ。#台風9号 は北上せずに終わる。
熱低(台風10号になるか？)
それ以外に9/2、3に来る台風が危険です⚠️ https://t.co/00SWJLNxg5— セラフィナイト (@Zekffa1945) August 24, 2023
2023年台風9号「サオラー」の名前の由来は？
台風9号「サオラー Saola」はベトナムによって命名されたもので、ベトナムで発見された大型のウシ科動物「ベトナムレイヨウ」を意味します。
この「サオラ」ですが、現在は絶滅危惧種とされています。
WWFジャパンより引用
台風9号のたまご2023最新情報と進路予想まとめ
ここまで、気象庁と米軍JTWC、ヨーロッパの2つの機関の台風・気象情報をみてきましたが、2023年8月30日現在、台風9号「サオラー」と台風11号「ハイクイ」が発生しています。
台風9号はフィリピンの北に、台風11号は台風9号の東の海上に発生しています。
また、更に東の海上に台風12号のたまごが発生しています。
まだまだ台風の季節は続きますので、引き続き注意して情報をチェックしていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました☆
台風7号8号のたまご2023最新情報！米軍JTWC・ヨーロッパ・気象庁の進路予想
米軍JTWC台風進路予想図の見方・時差は何時間？STY/TY/TC/TS/TD/RMNTS記号の意味とは
こちらもCHECK
-
-
台風7号8号のたまご2023最新情報！米軍JTWC・ヨーロッパ・気象庁の進路予想
こんにちは。キャサリンです☆ 2023年の梅雨も明けはじめ、いよいよ夏到来！！ 今年は台風の発生数が少ないように感じますが、例年7月～10月に多くの台風が発生しているので、油断は禁物です。 7月は平均 ...
続きを見る
こちらもCHECK
-
-
米軍JTWC台風進路予想図の見方・時差は何時間？STY/TY/TC/TS/TD/RMNTS記号の意味とは
こんにちは。キャサリンです☆ 東南アジアから東アジアの地域にかけて、台風や台風のたまごに関する情報が早いと言われているアメリカ海軍のJTWC（JOINT TYPHOON WARNING CENTER/ ...
続きを見る