こんにちは。キャサリンです☆
2023年も5月に入り、かなり暖かくなってきましたね！例年よりも暖かいのではないでしょうか。
日本の冬～春の時期に台風なんて…と思いますが、2021年には2月に台風1号が発生しています。
今年は4月に台風1号が発生しましたね。
台風1号「サンヴー」と台風2号「マーワー」のたまごが発生しているかどうか、気象庁・アメリカ海軍・ヨーロッパの台風情報を見ていきましょう！
※2023年5月20日15時ごろ、カロリン諸島で台風2号が発生し、6月3日15時頃温帯低気圧に変わりました。
※2023年4月20日15時ごろ、マーシャル諸島で台風1号が発生し、22日21時頃熱帯低気圧に変わりました。
最新の台風情報はこちらの記事へ↓↓
2023年台風3号4号のたまご？！米軍JTWC・ヨーロッパ・気象庁の進路予想と最新情報
目次
2023年台風1号2号のたまご最新情報と進路予想（気象庁）
まずは日本の気象庁による台風情報から見ていきましょう。
2023年5月20日15時頃、パプアニューギニアの北にあるカロリン諸島で台風2号「マーワー」が発生しました。
この台風は速度が遅く、フィリピン～沖縄付近で最大勢力を保ちつつゆっくり進んでいきました。
5月25日～27日の間には最も勢力の強い「猛烈な台風」「スーパー台風」となり、大型でもあった台風2号は、本州付近にある梅雨前線と影響し合い、関東以西の地域では大雨による河川決壊や浸水被害も発生しました。
6月3日午後3時頃、伊豆諸島付近で温帯低気圧に変わり、消滅しました。
こちらは気象衛星ひまわりから見た台風の様子です。6月1日2時30分頃、石垣島付近の海上にあった時のものです。
この時点では最盛期よりも雲が薄くなっていますが、雲が渦巻いているのがはっきり分かりますね。
マーシャル諸島で発生した台風1号「サンヴー」は、ミクロネシア付近で4月22日21時頃、熱帯低気圧に変わりました。
気象庁発表の天気図も見てみましょう。
2023年5月31日21時の天気図では、本州の南に停滞前線（梅雨前線）があり、北にも複数の低気圧があります。
本州には高気圧がかかっているので、晴れ間が見える地域もありそうですが、1日午後に向かって天気は下り坂です。
また、台風2号が沖縄に接近しています。中心部分は等圧線の間隔が狭くなっていますが、昨日までのように真っ黒というほどではなくなってきました。
勢力が少し弱まってきているようです。
日本各地に出ている警報・注意報も見ておきましょう。
6月1日2時54分発表の注意報・警報ですが、北海道から沖縄まで、複数の地域で注意報（黄色）が出ており、沖縄県の大部分では暴風波浪警報（赤色）が出ています。
大雨、洪水、高潮、雷、濃霧注意報などが出ています。ご自分の地域の注意報を確認しておきましょう。
2023年台風1号2号のたまご最新情報と進路予想（アメリカ海軍JTWC）
次に、米軍のJTWC（JOINT TYPHOON WARNING CENTER/合同台風警報センター）発表の台風情報を見てみます。
こちらは台風のたまごになる前の状態から教えてくれ、正確だと評判のデータです。
2023年6月1日午前3時現在、沖縄付近の海上に「TS 02W "MAWAR"」という赤い→が発生しています。
これは「台風2号マーワー」を表します。雲がかなりまとまっていますね。
こちらの表示では、「TS」は「台風」を、「TY」は「強い台風」、「STY」は「スーパー台風」を表します。
現在の台風2号は、「台風」になっています。27日までは「スーパー台風」だったので、勢力が弱まってきています。
予想進路を見てみましょう。
沖縄付近の海上をゆっくり進んでいます。31日現在65ノット（最大風速35ｍ/秒）となっています。
こちらの進路予想でも、石垣島、宮古島をはじめとする沖縄の島々が暴風域に入り、沖縄本島直撃の可能性があります。
本州も太平洋沿いは強風域に入りそうです。
引き続き見ていきましょう。
JTWCのデータの見方について詳しくはこちらの記事を参照ください↓↓
米軍JTWC台風進路予想図の見方・時差は何時間？STY/TY/TC/TS/TD/RMNTS記号の意味とは
2023年台風1号2号のたまご最新情報と進路予想（ヨーロッパ Windy.com）
次に、ヨーロッパはチェコの企業が提供しているリアルタイム気象情報 Windy.com のデータを見てみましょう。
こちらは、ヨーロッパ、アメリカの複数の機関が発表している気象データを総合して弾き出された予想天気図で、動画で確認することができます。
複数のデータを見ることができるのですが、まずは気圧と風の動きを見てみましょう。
2023年6月1日3時現在、沖縄付近の海上に非常に強い低気圧（L）があります。これが現在台風2号「マーワー」となっています。
この台風はほぼ停滞しながら海上を北東に進んでいき、1日～4日頃に沖縄を直撃する可能性があります。
沖縄付近で留まる時間が長くなると、被害が大きくなる可能性もあります。
その後の進路は、本州の南の太平洋上を東に移動していきそうです。
注意して見ていきましょう。
次に、雨と雪の様子を見てみましょう。
6月1日3時現在、本州は高気圧（H）がかかっており、雨の地域は少ないです。
沖縄では台風2号が接近していて、石垣島を中心に激しい雨が降っているのが見えます。
この台風と、西から来る低気圧（L）の影響で、1日の午後から2日にかけて、全国的に雷をともなう激しい雨が降る地域が多そうです。
お住まいの地域の警報・注意報を確認してください。
台風の発生に関係の深い、海水温も見てみます。
濃いオレンジ色の海水温の地域で台風が発生しやすくなっています。赤道付近では、この時期でも海水温が高いことが分かります。
ちょうどオレンジ色の部分で台風1号・2号が発生しましたね。
引き続き見ていきましょう。
2023年台風1号2号の各国予想進路は？
7つの国と地域による台風の進路予想が、Integrated Multi-Agency Tropical Cyclone Forecast というサイトで確認できます。
2023年6月1日現在、各国の予想ともに、台風2号は沖縄付近で東に進路を変え、太平洋上を北東に向かっていくとされています。
沖縄を過ぎると速度が速くなりそうです。
本州太平洋沿いをはじめ各地への影響が気になります。
引き続きチェックしていきましょう。
2023年台風1号2号についてリアルタイムな話題は？
台風1号「サンヴー」、台風2号「マーワー」について、ネット上の皆さんが発信しているかを見てみましょう。
台風1号については こちら
台風2号については こちら
2023年台風1号「サンヴー」・台風2号「マーワー」の名前の由来は？
台風の名前は、実は既に順番に決まっています。
北西太平洋または南シナ海で発生する台風の呼び名（アジア名）は、日本を含む14の国と地域が加盟している「台風委員会」によって付けられているのです。（Wikipediaより）
2023年の台風1号の名前となる「サンヴー Sanvu」は、マカオによって付けられた名前で、「珊瑚（サンゴ）」を表す意味の言葉です。
台風2号の名前となる「マーワー Mawar」はマレーシアによって付けられた名前で、「薔薇（ばら）」を表しています。
各国や地域によって色々な名前が付けられているので、とても興味深いですね。
2023年台風1号2号のたまご最新情報と進路予想まとめ
ここまで、気象庁とアメリカ海軍JTWC、ヨーロッパのWindy.comの台風情報を見てきましたが、2023年4月20日、マーシャル諸島で台風1号「サンヴー」が発生し、22日に消滅しました。
5月20日15時頃、パプアニューギニアの北、カロリン諸島で、台風2号「マーワー」が発生しました。
5月25日～27日の間には最も勢力の強い「猛烈な台風」「スーパー台風」となっていましたが、6月3日15時頃、温帯低気圧に変わり消滅しました。
台風2号は沖縄付近でゆっくりと動き、沖縄～関東地方の太平洋沿いの地域へ大きな影響と被害をもたらしました。
いよいよ台風の季節が始まりました。今後も備えはしっかりしておきましょう！
最後までお読みいただき、ありがとうございました☆
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