こんにちは。キャサリンです☆
私は仕事の関係でシンガポールに住んでいたことがあるのですが、シンガポールで話されている英語は、「シングリッシュ」なんて言われるくらい、ちょっと変わった進化を遂げています。
シンガポールの公用語は、英語、中国語、マレー語、タミル語の4言語なので、シンガポール国内ならどこへ行っても大体英語が通じます。
ただ、皆さんが思っている「英語」とはちょっと違っているかもしれません。中華系の方が多いのもあってか、初めてシンガポールに来た友達は、「中国語を喋ってるのかと思った」と言っていました。
そんなシンガポールで会話するのにとても役立つ、ある「単語」を、今回はご紹介します☆
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その単語とは、ズバリ「Can」です。
Can って、「~できる」っていう、あの、可能を表す「Can」です。
お店に行って、「~をもらえますか?」と言いたい時は、「Can I have~?」と言えばいいし、
「~してもらえますか?」と言いたい時は、「Can you ~?」と言えばいいのです。
と、ここまでは普通の英会話ですが…
「Can I ~?」と聞いても、教科書のように「Yes, you can.」とは返ってきません。
「Can you ~?」と聞いても、「Yes, of course.」などの返事はあまり返ってきません。
よくある返答は、「Can, can.(キャンキャン)」もしくは「Ca~n.(キャ~ン)」
犬の鳴き声ではありませんw 私も、初めて聞いた時はビックリしました。
Can you...? Can I...? 主語は何だっけ?と思ったら
更にすごいことに、
この場合は「Can I ~」かな?「Can you ~」かな? 英語って主語をつけなきゃいけないよね?
と悩む必要すらありません。
例えばお店に行って、「クレジットカードが使えますか?」と聞きたい場合には、
クレジットカードを手に持って見せて、「Can?」と聞くだけでいいのです!
使える場合は「Ca~n.(キャ~ン)」と返ってきます。
なんと、「Can」の1単語だけで会話が成り立つのです(笑)
最初は、「面白いな~。でも私はちゃんと主語をつけて会話しよう!」と思っていた私でしたが、慣れとは怖いものです…。
3ヶ月もしたら「Can?」って聞いていて、一緒にいた日本人の友達に吹き出して笑われました(笑)
まとめ
今回は、シンガポールで話されている「シングリッシュ」の1例をご紹介してみました☆
シンガポールに行って困った時は、「Can?」って言ってみたら何か道が開けるかもしれません。
郷に入っては郷に従え、とも言いますから、使ってみると現地の人との距離が縮まるかも?!
もちろん、簡単な会話では「Can」で通じることも多いですが、複雑な内容の場合や、間違えてはいけない場面で英語に不安がある場合は、ちゃんと通訳さんを入れてくださいね☆