台風21号22号2021のたまご発生？米軍・ヨーロッパWindy・気象庁の最新情報と進路予想！

こんにちは。キャサリンです☆

秋を通り越して、冬になり、次第に寒くなっていますが、まだ台風は発生しているようです…(;´･ω･)

台風の年間平均発生数は 25.1個なので、もうしばらく発生する可能性があります。

ちなみに、2020年は23個、2019年は29個の台風が発生しました。2020年も2019年も、10月11月に台風の発生が起きています。

今回は、台風21号、22号のたまごが発生しているかどうかを、日本の気象庁とアメリカ海軍、ヨーロッパの情報と合わせて見ていきましょう！

2022年最初の台風についてはこちら↓↓
2022年台風1号2号たまご発生最新情報！米軍・ヨーロッパWindy・気象庁の進路予想は

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台風21号22号2021のたまご発生？気象庁の最新情報と進路予想

では、まず日本の気象庁の台風情報から見ていきましょう。

2021年11月30日にフィリピンの東の海上に発生した台風21号「ニヤトー」は、12月4日午後3時に南鳥島近海で熱帯低気圧に変わりました。

2021年12月13日、フィリピンの東の海上に発生した台風22号「ライ」は、勢力を増しながら西へ進み、16日には「非常に強い台風」になってフィリピンを横断しました。

フィリピンでは370人以上が亡くなり、33万人以上が避難したという、大きな被害を出しています。

フィリピンを横断した後にも再度勢力を増し、中心付近の最大風速が55m/sの「猛烈な台風」となりベトナム付近から北上しましたが、12月20日午後9時、台風22号「ライ」は南シナ海で熱帯低気圧に変わりました。（上記の図は tenki.jp より）

気象庁が発表している天気図も見てみましょう。

2021年12月21日21時現在、台湾付近にある熱帯低気圧が、台風22号「ライ」だったものでしょう。

また、北海道付近には強い低気圧が3つあり、うち1つは前線を伴っています。これらの影響が気になりますね。

全国の天気を見てみると、22日は日本海側と東北地方、沖縄で雨の地域がありそうです。

台風21号22号2021のたまご発生？アメリカ海軍JTWCの最新情報と進路予想

次に、台風のたまごに関する情報が早い、アメリカ海軍のJTWC（合同台風警報センター/JOINT TYPHOON WARNING CENTER）の情報を見てみましょう。

2021年12月21日午前5時半現在、香港付近に「TD 28W "RAI"」という赤色の→があります。これは台風22号「ライ」が「熱帯低気圧」に変わったことを表します。かなり雲が薄くなっていますよね

予想進路を見てみましょう。

「強い台風TY」の状態でフィリピン南部を直撃した台風22号は、大きな被害を出しました。

その後海の上に出てからまた発達しながら西へ進み、19日には最大で125ノット（風速64m/s）まで勢力を強くしました。

それから北に向きを変え、台湾の方向に移動して来たところで暴風域がなくなり、21日には熱帯低気圧になりました。

こちらが「Final Warning」となっているので、最後の進路予想となります。

また、フィリピンの東の海上に黄色い円「98W」があるので、24時間以内に熱帯低気圧になる可能性は低いですが、注意して見ていった方がいいですね。

JTWCの台風情報の見方、詳しくはこちらの記事で解説しています↓↓
米軍JTWC台風進路予想図の見方・時差は何時間？STY/TY/TC/TS/TD/RMNTS記号の意味とは

台風21号22号2021のたまご発生？ヨーロッパECMWFの最新情報と進路予想

更に、ヨーロッパのECMWF（欧州中期予報センター）の情報を見てみます。

2021年12月21日午前9時現在、フィリピンを横断した台風22号「ライ」は、南シナ海に抜けた後、香港付近まで移動してきました。

色が薄くなっているので、かなり勢力が弱まっています。

2021年12月22日午後6時の予想図では、台風22号「ライ」の影は無くなりそうです。

引き続き見ていきます。

台風21号22号2021のたまご発生？Windy.comの最新情報と進路予想

ここで、ヨーロッパとアメリカの気象に関する複数の機関の情報を総合してリアルタイム気象情報を提供している Windy.com の情報を見てみましょう。

こちらは気圧と風の図です。

2021年12月22日0時現在、台湾付近に台風22号「ライ」だったものと見られる低気圧（L）があります。もう勢力はかなり弱くなっています。

それよりも強い低気圧（L）が北海道を覆っているので、こちらの方が日本各地に影響を及ぼしそうです。

また、雨の予想図も見てみましょう。

12月22日0時現在、台風22号「ライ」だった熱帯低気圧が台湾付近で激しい雨を降らせており、沖縄にも雨の影響が出ています。

また、北海道付近の低気圧（L）の影響により、北海道や日本海側、東北地方では雪や雨が降る地域があるでしょう。

注意して見ていきましょう。

台風21号22号2021の予想進路（各国の台風進路予想比較）

台風の予想進路について、ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、イギリス、日本のデータを比較している、GPV Weather というサイトの進路予想図を見てみましょう。

2021年12月21日午前9時現在の情報では、香港付近まで移動した台風が、その後台湾の方向に進む進路をとると予想している国が多いですね。

台湾を過ぎたところでは消滅しそうなので、沖縄に多少影響があるかもしれませんが、本州までは来ないでしょう。

引き続き見ていきましょう。

2021年台風21号「ニヤトー」・22号「ライ」の名前の由来とは

台風21号「ニヤトー（Nyatoh）」の名前はマレーシアによってつけられたもので、「アカテツ科 Palaquium 属の広葉樹」を表します。

東南アジア、ニューギニア、ソロモン諸島などに分布しており、木材となって日本にも多く出荷されています。

木材図鑑より

ニヤトーは、家具材、建具材、建築材、装飾用内装材、楽器材などとして利用されています。

以前は、この106番目にあたる台風のアジア名（国際名）は「ムーランティ」とされていたのですが、2016年9月に発生した台風14号「ムーランティ」は、台湾や華南に大きな被害を出したため、この名前が使用中止となり、代わりに「ニヤトー」という名前が使用されることになりました。

また、台風22号「ライ（Rai）」の名前はミクロネシアによってつけられたもので、「ヤップ島の石の貨幣」を表しています。

Wikipediaより

おおむね円形で中央に穴が開いています。直径30cmくらいのものから直径3ｍくらいのものまで大きさは様々で、主に冠婚葬祭の時に使われていたようです。

台風の名前はいろんなものが由来になってるのね～

今回、台風22号「ライ」はフィリピンに大きな被害をだしてしまったので、次回は名前が変わるかもしれません。

台風21号22号2021のたまご発生？最新情報と進路予想まとめ

ここまで、気象庁の台風情報、アメリカ海軍JTWCの台風情報、ヨーロッパECMWFやWindy.comの気象情報を見ながら、台風21号、22号のたまごが発生しているかどうかを調べてきました。

2021年10月29日、台風20号「マーロウ」が温帯低気圧に変わり消滅してから1ヶ月ほど台風の発生はありませんでしたが、11月30日、台風21号「ニヤトー」が発生しました。その後、一時は「強い台風」まで発達しましたが、12月4日に熱帯低気圧になって消滅しました。

2021年12月13日、台風22号「ライ」がフィリピンの東の海上に発生しました。発達して16日には「非常に強い台風」となったままフィリピンを直撃、大きな被害を出しました。気象庁の情報では、12月20日の午後9時ごろ台風22号「ライ」は熱帯低気圧に変わりました。

フィリピンでは多くの方がまだ避難生活をされているので、一日も早い復興をお祈りいたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました☆

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