2021年台風14号チャンスーのたまご米軍・ヨーロッパ進路予想！Windy・気象庁の最新情報も

こんにちは。キャサリンです☆

台風が過ぎ去ったら次は「線状降水帯」が発生し、その後真夏に戻ったかのような天気、更には秋雨前線と、不安定な天候が続いていますね。

今年は日本近海の海水温が高く、台風が次々に発生しやすい状態だと言われています。

8月には、台風が3つ続けて発生しました。

今回は、台風14号「チャンス―」の進路予想について、情報が早いと言われるアメリカ海軍やヨーロッパと、気象庁の発表を見ていきます。

※2021年9月18日15時頃、台風14号チャンス―は温帯低気圧に変わり消滅しました！

2021年台風14号チャンスーのたまごリアルタイム情報（Windy.com）

アメリカ国立気象庁とアメリカ海洋大気庁、ヨーロッパ中期予報センター等のデータを基に、チェコの企業が提供しているリアルタイム気象情報 Windy.com 。

こちらの風向きと等圧線を示す予報によると、台風14号チャンス―（L）は温帯低気圧に変わり、太平洋をずっと東に進んでいきました。

2021年9月21日現在、日本付近は高気圧（H）に覆われています。

雨量の予報も見てみましょう。

台風14号が通り過ぎ、日本の大部分が高気圧（H）に覆われているので、雨の地域は少ないでしょう。

中国付近で発達している低気圧（L）が、強い雨を伴っているので、こちらの動きが気になります。

では、気象庁が発表している台風情報を見てみましょう。

2021年9月18日午後3時に、台風14号チャンス―は静岡県付近の海上で温帯低気圧に変わり、消滅しました。

2021年9月20日午後9時発表の天気図でも、もう台風は見られません。

台風14号は、統計史上初めて福岡県に上陸した台風となりました。

最も勢力が強い時点では、「スーパー台風」「猛烈な台風」と言われるレベルに達していましたが、日本に上陸したときには勢力が弱まっていました。

しかし、それでも各地で土砂崩れや冠水被害、竜巻が発生するなどの被害がありました。

次に、アメリカ海軍のJOINT TYPHOON WARNING CENTER（JTWC・合同台風警報センター）の情報を見てみましょう。

JTWCの台風情報では、かなり早い段階から台風になる可能性が示唆されるので、実際には台風にならずに低気圧として消えていく場合もあります。

上の図は、2021年9月21日日本時間午前0時現在の雲の様子です。

「TS 19W "CHANTHU"」台風14号チャンスーは消滅し、日本含む東アジア、東南アジア地域には「NO SUSPECT AREAS」つまり、台風や台風のたまごとなりそうな部分は発生していません。

こちらは、2021年9月20日午前9時現在の天気図で、台風14号だった温帯低気圧は遠く太平洋上に移動していきました。

日本周辺は中国側からせり出した高気圧（Ｈ）に覆われていて、少し落ち着いた天気となっているでしょう。

台風14号の名前となっている「チャンス―（Chanthu）」は、カンボジア語で「チューベローズ」という花の名前を表しています。

チューベローズとは、日本では「ゲッカコウ（月下香）」とも呼ばれるメキシコ原産の花で、ハワイでよく見られる、花の首飾り（レイ）に使われたりもしています。

なんだか素敵な名前ではありますが、台風としては、ぜひおとなしく過ぎ去ってくれるといいですよね！

2021年9月19日現在、米軍、気象庁の情報では、台風13号「コンソン」は熱帯低気圧に変わり消滅、台風14号「チャンス―」も温帯低気圧に変わり消滅しました。

台風14号は、九州、中国四国地方、東海関東地方を含む広範囲に影響を及ぼしました。

今後も、台風等の発生情報に注意し、身の安全を守る行動と、早めの準備をしておきましょう！

最後までお読みいただき、ありがとうございました☆

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